『ミニHACCP』とは
静岡県に所在する食品関連施設に対し、HACCPの概念に基づく衛生管理システムの導入を推進するため、一定水準以上の管理が認められた施設をHACCP導入施設として、審査会で審査し承認基準に合致した事業者に対して(社)食品衛生協会より承認証が発行される制度です。
静岡県ミニHACCPは厚生労働省によるHACCP認証が認められている食品以外の食品についても承認がおこなわれており、食品衛生管理を向上させる事業としておこなわれています。
ミニHACCPはHACCPと同じ基準のもと原料の入庫から製造、出荷までのすべての工程においてあらかじめ危害を予測し、その危害を防止するための重要管理点(CCP)を設定し、安全な製品の製品、出荷が行われるような基準が設定されて
います。
ステンレス解凍庫、差圧システムにより、衛生でかつ、夏冬均一な解凍をしております。
前室設置により外気の侵入を防ぎ、エアコンにより夏冬同一の気温にて擂潰をしております。
全自動蒸器により、人の手に触れずに蒸し作業を行います。クリーンパネルによりカビの生えない作業室です。
室内陽圧と気密性により外部の塵、虫の侵入を防ぎます。
製品と人間に最適な衛生的でクリーンな作業環境で包装作業を行います。
昨今の食品業界における消費者(ユーザー)様からの食品における安心・安全の要望は常に高くなっております。
新聞紙上におきましても大手食品会社による食品への異物混入のため、商品回収を余儀なくされております。
当社におきましても、今まで以上に製品の安心・安全を強化するために、2013年3月1日より異物検査装置を、金属検出機より『X線異物検出装置』に変更し導入いたしました。
これにより、すべての金属、セラミック、ガラス、ゴム、石等も検知可能となり、より製品の安心・安全を構築するよう改善致しました。
当社のなると巻はすべて『X線異物検出装置』を通過しております。
より製品の安心、安全性を構築してまいります。
動線が交差しない製造工程で作り出された製品は出荷ヤードで包装され速やかに製品冷蔵庫で保管される。